げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団員ページ
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お買い物中、物腰やわらかなご年配のシスターに話しかけられた。
字が小さくて読めないから見て欲しい、との事だった。
ついでに商品選びも手伝っていると、
「シぃスタぁ~」
と、30代後半…いや、40代位の、若づ…いや、おされな女性が、
なんだか詐欺師っぽいしゃべり方で話しかけてきた。
背の小さいシスターと目線を合わせる為に少し屈んで、体をくねくねさせながら、
「お久しぶりですぅ~ん、お元気でしたかぁ~?」
と、にこにこしている。
どうやら、シスターの元教え子らしい。
カトリック系の学校とか何とかなんだろうか。
「色々、準備大変ですねぇ~ん」
「ふぅ~ん、そおぉなんだぁ~」←タメ口
くねくねしながら話す女性。
静かに微笑みながらうなずくシスター。
「いつまでもお元気でいてくださぃねぇん(はぁと)」
本人は、女学生気分の何気ない会話のつもりだったかもしれないが。
何故だか、夢が壊された様な気さえした。
いや、カトリック系のなにがしに夢を抱いたおぼえはないけれど。
なんつーか、もっと、こう…
ねえ。
関係ないけど、
何故か街中で見かける「シスター」は、おばあちゃんばっかし。
なんで?
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