げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団員ページ
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先日。
稽古場へとチャリをとばしていると、突然のメールが。
『稽古場に年配の方々が続々と集まってます…』
何ィ?!
我々は稽古場に、お年寄りと猫の街・荻窪の
公共施設を使う事が多い。
よって、うっかりとお年寄りが稽古場に入ってきてしまう事は、
今までも多々あった。
しかし今回は、まだ時間前だというのにガッツリ準備万端で、
代表者が部屋へと誘導しているらしい。
一応、ウチが予約している事を確認。
その代表者に、間違ってますよと伝えてもらう。
そして私はその部屋の使用料を払いに荻窪の施設へ。
まぁ、ここまでは、ありがちな間違い。
…しかし、今回の年配の方々は一味違っていた。
使用料を支払っていると、施設に電話が。
『……そうですね、そのお部屋は別の団体が予約してますので…』
どうやら、その年配の方々かららしい。
『…はい、他の団体が、もう予約してますので、
今からそのお部屋の予約はできません』
…おお、じじい無茶言うな~。
しかし、じじいの無茶は、ここで終わらなかった。
『…え?! いえ、それはちょっと…』
困惑する施設のおばさん。
なんと、ウチを他の部屋へ移動させて、
自分達がそこを使える様にしろと交渉してきたらしい。
…ジジィ、無茶すぎるだろう…
そして、数分間にわたるおばさんの説得の末、
ジジィの交渉は決裂。
当然だ!!
…おばさん曰わく、
ジジィ達が予約していたのは我々の上の階の部屋で、
狭いのが嫌だったらしく、
代表者が勝手に我々の部屋を乗っ取ろうとしたらしい。
とんでもないジジィだ。
さて。
ようやく稽古場。
『ごめんね~、大変だったでしょ~』
と、ジジィ達に対応してくれた事を詫びると、
彼女から耳を疑う報告が。
『「あなた方、上の部屋使っていいよ。どうぞ」って言われたけど、
出て行ってもらいました~』
…先ほどもふれましたが、上の部屋は狭い。
当然、料金も安い。
広い部屋や、使用料の高い部屋を譲るって事ならともかく。
狭くて安い部屋を、広くて高い部屋の料金を払った団体に対し。
『使って“いいよ”。“どうぞ”』
ナメてんのかジジィ!!!
いや~、ホントにその場に私が居なくてよかったです。
居たら、かるく警察沙汰になってたかもネ★
いやその前に、施設を見回ってる警備員の呼び出しか。
対応してくれた彼女が、
どんなお年寄りでも労れる優しい心の持ち主でよかったな!
ちなみに稽古場に着いた時、彼女は、
ジジィ達が荒らした室内をせっせと片付けていました。
ジジィ共め!と怒りを覚えた私に彼女は、
『お年寄りだから気の毒だから、いいですよって言ったんです~』
なんと!!
いや~、その場に居たのが彼女でホントによかったな!ジジィ!!
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