げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団員ページ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ハロウィンとやらが終わった途端、世間様はクリスマスモード。
ウザいんじゃーーー!
クリスマスがなんぼのもんじゃーーー!!
ケーキと七面鳥持って来いやコラーーーっ!!!
それはさて置き。
東京駅にて。
エスカレーターに乗ろうとすると、
反対側から来たおやじが、強引に前に入ってきた。
ちっ、と思ったが、まぁ1人くらいはいい。
続いてすぐに乗ろうとすると、そのおやじの後ろには、
おやじの団体がぴったりとくっついて来て、デカい鞄で吹き飛ばされた。
なかなか切れないおやじの団体。
と、その中のおやじが突然、後ろのおやじに順番を譲り始めた。
どうぞ、いえいえどうぞ、と、エスカレーターをふさいで譲り合うおやじ達。
エスカレーターの前に溜まるおやじの団体。
誰も乗れないエスカレーター。
おやじの団体のまわりに溜まる、他の乗客達。
終わらない、おやじの団体。
死んでしまえ。
風邪をひいています。
具合悪いです。
でも酒は飲みます。
まぁ、それは置いといて。
某日朝、荻窪駅に非常事態発生。
駅前には二台のパトカー。
慌ただしく、駅へ入る階段を行き来する警官達。
「不審者がいるとの通報があり、只今、立ち入り禁止です!」
そう声をかける警官。
しかし、
お構い無しに階段を下りて行くサラリーマンやOL達。
誰も全く立ち止まる気配ナシ。
戸惑う警官。
と、警官が、テレビでよく見る立ち入り禁止の黄色いテープで、
階段を封鎖した。
「只今、不審者がいるとの通報がありましたので、駅を封鎖します!」
ようやく立ち止まるサラリーマンやOL達。
さすがにテープをくぐり抜ける強者はいないか。
と、思いきや。
階段横にあるエレベーターに警官の目を盗んで
いそいそと乗り込むオヤジに老人、子連れ主婦。
慌てる警官。
止めようとするものの、思いっきり無視。
閉められるエレベーターの扉。
それを見て、エレベーターに駆け寄るOL。
止める警官。
抗議するOL。
止める警官。
諦めて、地下鉄の出入り口から入ろうと移動するOL。
いや~、皆さんの、自分の命を危険に晒してでも
会社に向かおうとする心意気、
さすがです。
きっと、血だらけの人々が階段を駆け上ってきても、
皆さんなら会社に向かおうとするのでしょう。
そんな、勤勉な人々に支えられて発展してきた日本経済。
きっと、この不況も、皆さんの命をかけた働きによって、
乗り越えられるのでしょう。
頑張れ会社員!
負けるな会社員!
目指せ殉職!!
…ところで、子連れ主婦は、無茶しちゃいかんよ。
エレベーターの扉が開いた途端、
刃物をもった不審者がエレベーターに入って来たりしたら、大変だからね。
子供は親が守らんとね。
たのむよお母さん。