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~稽古場覗き穴~ 
げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団員ページ
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そういえば。
公演まで1ヶ月を切りました。


この時期に、必ず見るのが、公演の夢。

何故だか場所は、だだっ広い体育館やら公民館。
暗転中、すごい走って階段を駆け降りて、楽屋へ。

何故だか内容は、一度も稽古した記憶のない場面。
皆、目配せしながら何とか内容を記憶の底から手繰り寄せ、
しかしスムーズに場面は進む。


ぶっちゃけ、すごい昔に、
スッポリと記憶が抜け落ちた状態で舞台に出ちゃった事があるんですが。
『絶対思い出せる!南無三!!』
と自分を信じて舞台に出ちゃった事があるんですが。
大丈夫でした。
訓練の賜物です。


きっとこの昔の記憶が、
心の準備の為にこの様な夢を見せているに違いない。


……昔の話ですよー。


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こわいよー
死にかけの蝉が空から降ってくるよー

ジッ…ジジッ…と
最期の力を振り絞って、
死にかけの蝉が出会いを求めて頭の上を飛んでるよー


先日、稽古中に突然、窓をコンっと叩く音と、
パタッという何かが落ちた音が。

窓の近くにいた人が一言、
『今、蝉が死んだ』

こわいよーーー!!

今日、荻窪の街を歩いていると、
猫が低ーい姿勢でじっと何かを見つめていた。
と、突然走り出す猫。

そして、猫からは、
ジジジジッ!ジジジーーッ!と、
蝉の断末魔の叫びが…

獲物(死にかけの蝉)を狩り、駐車場の車の下でトドメをさす猫。
車の下で息絶える、死にかけてた蝉。

こわいよーーーー!!!


そういえば、稽古場の受付に、
蝉の脱け殻が美しくディスプレイされていました。
…もう、脱け殻さえもこわいよー。


早速、夏バテです!

腹ぺこですが、食えません!!

クーラーききっぱなしの部屋に居ると、
ダルくなって動けません!!

クーラーつけずに活動していると、
暑くてぼ~っとしてきて動けません!!

地獄です!
地獄です!!


汗は蒸発せずにダラダラと流れ続け、
熱はひたすら体の中にたまり続け、
ふと気を抜くと、ぼ~っと、眠くなってきます!

地獄です!
地獄です!!

そういえば、何だか頭痛もします!


…もしやこれは、熱中症?!




先日、夢を見たんですよ。

夢の中でわたくしは、
温泉旅行だか地方公演だかで、
げんこつ関係者7人と電車に乗っておりました。

けっこう満員だったんですが、
とある駅で乗客のほとんどが降りていきました。

ふと窓から外を見ると、作業服を着た若者達が大勢、
電車から降りていった人々を出迎えてます。
どうやら、出稼ぎの人達だったようです。

みんな、大変なんだな~
そう思った時、突然、
『こういうちょっとした時間こそ、稼がなきゃ!』
そう言って植木さんが立ち上がり、
なぜか弾き語りをはじめました。

電車内を練り歩いていると、隣の車両からオヤジが2人、
嬉々としてやって来て何やらリクエストをしています。
ちょっと離れた場所だったので声などは聞き取れませんでしたが、
歌が始まるとオヤジ2人は大興奮。
ずいぶんと、おひねりをもらっていた様でした。


………なんでこんな夢みたんだろう……

気になるポイントが多すぎて、
イマイチ夢判断とかも出来ない……




先日。
稽古場へとチャリをとばしていると、突然のメールが。

『稽古場に年配の方々が続々と集まってます…』

何ィ?!

我々は稽古場に、お年寄りと猫の街・荻窪の
公共施設を使う事が多い。
よって、うっかりとお年寄りが稽古場に入ってきてしまう事は、
今までも多々あった。
しかし今回は、まだ時間前だというのにガッツリ準備万端で、
代表者が部屋へと誘導しているらしい。

一応、ウチが予約している事を確認。
その代表者に、間違ってますよと伝えてもらう。
そして私はその部屋の使用料を払いに荻窪の施設へ。

まぁ、ここまでは、ありがちな間違い。
…しかし、今回の年配の方々は一味違っていた。


使用料を支払っていると、施設に電話が。

『……そうですね、そのお部屋は別の団体が予約してますので…』

どうやら、その年配の方々かららしい。

『…はい、他の団体が、もう予約してますので、
今からそのお部屋の予約はできません』

…おお、じじい無茶言うな~。

しかし、じじいの無茶は、ここで終わらなかった。

『…え?! いえ、それはちょっと…』

困惑する施設のおばさん。
なんと、ウチを他の部屋へ移動させて、
自分達がそこを使える様にしろと交渉してきたらしい。

…ジジィ、無茶すぎるだろう…

そして、数分間にわたるおばさんの説得の末、
ジジィの交渉は決裂。
当然だ!!
…おばさん曰わく、
ジジィ達が予約していたのは我々の上の階の部屋で、
狭いのが嫌だったらしく、
代表者が勝手に我々の部屋を乗っ取ろうとしたらしい。
とんでもないジジィだ。


さて。
ようやく稽古場。
『ごめんね~、大変だったでしょ~』
と、ジジィ達に対応してくれた事を詫びると、
彼女から耳を疑う報告が。

『「あなた方、上の部屋使っていいよ。どうぞ」って言われたけど、
出て行ってもらいました~』

…先ほどもふれましたが、上の部屋は狭い。
当然、料金も安い。

広い部屋や、使用料の高い部屋を譲るって事ならともかく。
狭くて安い部屋を、広くて高い部屋の料金を払った団体に対し。
『使って“いいよ”。“どうぞ”』

ナメてんのかジジィ!!!


いや~、ホントにその場に私が居なくてよかったです。
居たら、かるく警察沙汰になってたかもネ★
いやその前に、施設を見回ってる警備員の呼び出しか。
対応してくれた彼女が、
どんなお年寄りでも労れる優しい心の持ち主でよかったな!

ちなみに稽古場に着いた時、彼女は、
ジジィ達が荒らした室内をせっせと片付けていました。
ジジィ共め!と怒りを覚えた私に彼女は、
『お年寄りだから気の毒だから、いいですよって言ったんです~』

なんと!!

いや~、その場に居たのが彼女でホントによかったな!ジジィ!!


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